メガソーラー 富士見に完成(諏訪地方で最大級)

2021.01.14

2020年11月21日 信濃毎日新聞
富士見町御射山神戸区を中心とする山林(約18㌶)に、約12MWの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。事業者によると諏訪地方では最大級の規模。20日は現地で完成式があった。
メガソーラーの名称は「長野県諏訪富士見MS太陽光発電所」で、永輝商事(東京)が出資する「そら’c」が事業主体。日照時間の長さや緩やかな傾斜地といった条件が太陽光発電に適しているとして2014年ごろに住民や地権者への計画説明を始めた。18年に着工し、今月完成。25日に売電を開始する予定だ。
永輝商事は太陽光パネルの再生事業を手掛けており、完成したメガソーラーのパネルは売電期間が終了する20年後、発展途上国への輸出などでの再利用も検討する。永輝商事の冨士靖史社長(57)は「地域や地球環境への貢献につながる発電所にしていきたい」と話した。

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